「200歳まで生きる」と言い切る少女に、50代の私が教わった"失敗が怖くなくなる"考え方

こんにちは、ざっきーです。

もし、女子中学生に「私は200歳まで生きるつもりだ」と真顔で言われたら、どう思いますか?

「ひきますよね・・・」

これ、話題の小説『成瀬は天下を取りにいく』の主人公のセリフなんです。

3部作でもう完結してるんですけど、「なんか、人生つまんないなー」と感じている人にこそ読んでほしい1冊です。

空気を読まない少女のまわりに、人が集まる理由

主人公の成瀬あかりという少女が、とにかく変わっているんです。

表情は乏しいし、空気も読まない。
でも、誰よりも自由で、自分のやりたいことに真っ直ぐなんですよね。

たとえば、閉店が決まったデパートに毎日通いつめたり、いきなりM-1に出場してみたり。
周りから見たら「それ何の意味があるん?」ということばかりに全力を注ぐ。
決してウケ狙いではありません。

ただ、彼女がそうしたいから、そうする。

その結果どうなると思いますか?

彼女の周りには自然と人が集まってきて、殺人事件も幽霊も出てこないのに、いつの間にか面白いドラマになっていくんです。

主人公のキャラが立ちまくってるからなんですよね。

つまり、その人自体がおもしろい人は、日常をそのまま話すだけでおもしろいということ。

コロナで外出自粛だった頃、芸人さんたちは新しいエピソードトークが生まれなくて、めちゃめちゃ困っていたという話も聞いたことがあります。
普段の行動が、とにかく大事ってことですよね。

迷ったら「ネタになるかどうか」で決める

私はこれ、かなり意識してます。

何か新しいことをしようか迷ったとき、
「これやったら、人に話したらおもしろいかな?」と考えるんです。

成功するかどうかとか、役に立つかどうかではありません。
「ネタになるかどうか」です。

この視点に変わってから、「失敗してもネタになるからいいか」と思えるようになりました。

失敗が「おいしい」に変わる仕組み

実はこれ、心の健康という面から見ても、めちゃくちゃ理にかなってるんです。

認知行動療法(考え方のクセをほどいて、気持ちを楽にする心理療法)に、「怖いと思っていることを、試しに小さくやってみて確かめる」という方法があるんですけど、まさにそれなんですよ。

年を重ねてくると、どうしても失敗が怖くなるじゃないですか。

「いい歳して恥をかきたくない」
「バカにされたくない」

そうやって「失敗=ダメなこと」と決めつけて、自分で自分の行動にブレーキをかけてしまう。

でも、「ネタにする」と決めると、目的が変わるんです。

成功か失敗かを競うのではなく、「どうなるか確かめてみる」「面白いエピソードを拾う」に変わる。

もし失敗しても、「はい、面白いネタが取れました!」と思えれば、それはもう失敗じゃありません。

むしろ「おいしい」わけです。

そうやって頭の中の受け止め方を書き換えていくと、不思議なほど怖さが消えて、フットワークが軽くなっていくんですよね。

「失敗してもネタにして話せば、案外みんな笑って受け入れてくれた」

そんな経験が積み重なると、しょーもないプライドがなくなっていきます。

気づけば20代の頃のように、「次はあれやってみようかな」と思っている自分に戻っていたりしますよ。

成瀬が200歳なら、私も150歳くらいまでは

冒頭の話に戻りますね。

「私は200歳まで生きるつもりだ」と言い放った成瀬あかり。

この小説を読んでいると、彼女のちょっと笑っちゃうような行動力に圧倒されて、「あ、成瀬なら本当に200歳まで生きるかもしれないな」と本気で思えてくるんです。

不思議なもので、そうなると私自身の感覚もバグってきまして……

「成瀬が200歳なら、自分も150歳くらいまでならいけるんじゃないか?」

いや、マジで。(笑)

もし人生が150年あるとしたら、私たち50代なんて、まだまだ小学生みたいなもんでしょ。

折り返し地点にすら来ていません。
人生、まだまだできることだらけです。

失敗を失敗と思わずに、チャレンジを楽しみながら、一緒にやっていきましょう!

ではでは。

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