岡山で財布を落として実感したコンテンツ作成の定番テクニック。

私は、定期的にエアビ―で宿をとって、籠ってコンテンツを作成するようにしています。
集中できるし、気分転換にもなる。

ホテルじゃなくてエアビーというのが、私なりの工夫。
なんか、楽しいんです。

もし、一度もエアビ―を使ったことがないという方がいたら、ぜひ試してほしい。
最初は緊張するけど、慣れれば余裕。
海外旅行だって格安で泊まれるので、ぜひ経験を積んでください。
何歳になっても、新しいチャレンジは楽しいですよ。

エアビーの話はおいといて、先日も岡山県の津山と言うところに泊まってきました。

宿は格安宿を探した結果、1泊3000円と激安。
ただこのお値段とあって、部屋にトイレがない。
しかも和式。
ネットが少し遅い。
建物が古い。

と、まあいろいろあります。

旅先では、その地方でないと食べられないものを食べることにしてるので今回も当然、店探し。
宿のまわりには、美味しいと評判の店が多いんですけど、けっこうつぶれてしまっている。

お目当てだった名物おばあちゃんがいる名店も、
「痛いので休みます・・・・」
と、めちゃめちゃ心配になる張り紙が入口に貼って合って、休みでした。

しかたなく、そこそこ流行っている居酒屋で一人飯。
味もそこそこでした。

少々不完全燃焼ではあったのですが、宿は静かで充実していたので、コンテンツ作成に集中。
おかげで仕事ははかどりました。

そして、チェックアウトして、嫁さんから頼まれた地方のお土産を買おうと、お土産屋さんに行ったとき、気づいたのです。
なんと、財布がないんです!

現金は2万円程しかはいっていませんでしたが、
キャッシュカードや免許証、保険証など大事なものがいっぱいです。

「どこで落としたんやろ?」

考えられるのは、駐車場か、トイレ休憩した薬局以外ありません。

宿の駐車場を出る際に、無理な姿勢で荷物を積み込んだので、おそらくその時にポケットから転がり落ちたに違いありません。
急いで、一時間かけて宿に逆戻り。

人気の少ない田舎町だったので、落とした財布もまだ誰にも気づかれていないんじゃないか。
そんな期待をこめて、車をすっとばしました。

駐車場に帰ってくると、すぐに駐車していた付近の地面を探しまくりました。
「ないないないない。」

どこにもありません。
「もしや、宿に届けてくれているかも。」

淡い期待をこめて、止まっていた宿の方に聞いてみましたが、何も届いていないと…
宿から警察に電話をしてもらって、落とし物で届いていないかも確認してもらったけどいい返事はなし。

「岡山の人はいい人ばかりなので、きっと拾ったら届けてくれますよ。」

宿の方が、そう声をかけてくれましたが、
「いやいや、それならもう届いているでしょうよ・・・
すでに、岡山県も岡山県民も嫌いになっている自分がいました。

思えば、美味しい店もなかったし、ネットは遅いし、トイレは和式やし、財布は落とすし、ろくな事がなかったなーと、メンタル崩壊です。
「二度と岡山には来んとこう。」

my48都道府県ランキング、最下位決定です。

所持金が1円もないので、そのまま、家に帰ることにしました。
帰り道に、トイレ休憩した薬局があるので、そこにだけダメ元でよってみることに。

期待はしていませんでしたが、やはり、トイレには何も落ちていません。
くすんだタイルに薄汚れた靴跡がついているだけです。

『はー、最悪…』
最後の望みも絶たれ、ただただ茫然…
その時、店員さんとたまたま目があったので、(というか私の動きが怪しかったからかもしれませんが…)聞いてみたんです。

「あの~、財布をここで落としたかもしれないんですが、落とし物で届いてないですか?」

一瞬、びっくりした顔をしたかと思うと、すぐに「少々お待ちください」といって、足早に店内に入っていったんです。

待つこと1分、返ってこられた店員さんから、思いもかけない言葉が発せられました。

「どんな財布を落とされましたか?」

『えーー!!これはもしや・・・』
興奮を隠しきれず、自分の財布の色や形状を早口で説明しました。

そして、その後、すぐに愛しい財布との再会を果たすことになったんです!

信じられますか?
なんと、中身もそっくりそのまま残されていました。

いやー、岡山県民最高やん。
岡山最高やん。
最高の旅やん。

旅の最後に、岡山の株、爆上げです。
そして、絶対また岡山に泊まりにこようと決めました。

「岡山」と聞くと、いいイメージしか浮かんでこなくなっています。

まさに、行動経済学で言う、ピークエンドの法則を実体験したわけです。

ピークエンドの法則とは、
人はある出来事に対し、感情が最も高まったとき(ピーク)の印象と、最後の印象(エンド)だけで全体的な印象を判断する」という法則です。

つまり、諦めていた財布が見つかるという嬉しい出来事(ピーク)が旅の最後(エンド)にやってきて、岡山&今回の旅は、最高だったという印象を持ったという事。

今回は偶然だったけど、ピークエンドの法則は本来意図的に狙うものです。
特にコンテンツ作成の時には、意識しておくといいです。

 

 

 

 

 

 

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